観測史上最短で梅雨が明けました。連日の酷暑も大変ですが水不足も懸念され大変心配です。そんな炎天下に日傘を差して汗を拭き拭き、マスクをしながら歩いている方を見ると、気の毒と言うより腹立たしくなってしまいます。どう見ても異常ではありませんか?危機への距離感を失っているとしか思えません。もういい加減ご自分の頭で考えてください、と声をかけたくなります。正受老人は『一日暮らし』で「一寸先のことを知る人は誰もいない。それなのに翌日のことをあれこれと気にすると、あるかどうかも分からないことを苦にしてしまって、翌日のことに飲み込まれてしまい、その日のことを怠りがちになってしまう。一番大事なことは、今日の只今の心。それをおろそかにして、明日があることはない」と、今・此処をしっかりと生きることが何よりも大切だと説いています。「その日暮らし」との違いをよく考えてみてください。
△ 土曜坐禅会 2日・16日 午前7時~
△ 日曜坐禅会 10日・24日 午前7時~
テキスト『正法眼蔵随聞記』
△ 暁天坐禅会 毎朝5時より6時まで
△ 写経会 12日(火)午後1時から
今 月 の 言 葉
白雲尽くる処是れ青山
行人は更に青山の外にあり 【禅林句集】
財を遺すは下、仕事を遺すは中、人を遺すを上とす 【後藤新平】