お寺の坂の下の掲示板と玄関先に、夏から貼っていた本山大徳寺の宝物の展示が十四日から始まりました。実はレセプションと合わせ、遠方からの賓客の案内などで既に三回、そしてもう一回お手伝いで伺う予定です。手前味噌になりますが、宗教的な物もさることながら、その他の文化財も見応えのある展示です。ただそれにも増して、幾度となくあった時代の変化の中で、様々なものを祖師方が繋いでこられた苦労の一端が、展示品から感じられるように思いました。
一休和尚は、兄弟子の養叟和尚と布教方針の違いから絶交したと言われています。宗教とはいえ、教団という人間の集まりになれば、それぞれの御立場と意見があったように思えます。自分の周りにおいても、意見の違いは仕方なくても、お互いの意見の背景に理解を示せたり、感情的にならずいられればと思いますがなかなか難しいことです。せめて、後から振り返って反省だけでも出来れば自分もすこしはマシなのでしょうが…
△日曜法話会 一日 午後二時~
△土曜坐禅会 十四日・二十八日 午前七時~
△日曜坐禅会 八日・二十二日 午前七時~『臨済録』をよむ
△暁天坐禅会 毎朝五時~六時
*十一月は一部日程の変更を予定しております
今月の言葉
吹毛を常に磨す
(大燈國師遺偈)
かくばかり 濁るる世にも 武士は 心のつるぎ とがぬ日もなし
(大綱宗彦和尚)