新年早々の能登地震や羽田の事故はこれから先の多難を予感させるようで、いささか気の重い年始めとなりました。雪の降る寒空の下で不自由な避難生活を送っている避難者の方々に改めてお見舞い申しあげると同時に、心から感謝したいことがあります。
それは20年前に珠洲原発建設を止めてくれたことです。もし珠洲で原発が稼働していたなら、日本は人の住めない国になっていたでしょう(今回近くで停止中の志賀原発でもだいぶ被害があったようですが、情報が小出しにされ却って不安が募ります)。880,000㎏、これは福島第一原発に残された核のゴミの推定総量です。仮に一日に1㎏ずつ休むことなく取り出しても250年かかります。現実には数グラム取り出すロボットすら完成していません。つまり廃炉は絶対に不可能なのに政府や東電は40
年で廃炉とごまかしています。これを思えば珠洲の、いや能登の皆さんが日本を救ってくれたとも言えるのではないでしょうか。
△ 日曜法話会 3日(土) 午後2時~
ドラマ「乳の虎~良寛ひとり遊び」観賞
※法務の都合で日程変更しますのでご注意下さい
△ 土曜坐禅会 3日・17日 午前7時~
△ 日曜坐禅会 11日・25日 午前7時~
△ 暁天坐禅会 毎朝5時より6時まで
△ 写経会 13日(火)午後一時~
今 月 の 言葉
已に見る寒梅の清うして雪を照らすを
復た聞く陽鳥の巧みに春を歌うを 【古歌】
露の世は露の世ながらさりながら 【一茶】