お盆には棚経と言って檀信徒のお宅を一軒一軒伺って、二泊三日で里帰りしているご先祖様を供養して回るのが大切な行事でした。私も若い頃には七月盆或いは八月盆で、檀信徒のお宅を朝から夜まで回ったものです(走行距離が100㌔を超えた日もありました)。この棚経はキリスト教が禁じられていた江戸時代に、密かに信仰しているものがいないかを確かめるために始まったと言われています。お経は短いのですが私の場合その後の「生きほとけサマ」のお相手がなにしろ大変で、一軒あたり一時間なんて言うのもざらでした。それが代替わりすると「もう結構です」と断られることが多くなり、数は本当に減ってしまいました。若い頃お手伝いで一日100軒以上を三日続けて回ったことがあり、その時はお参りも流れ作業でお話するヒマもありませんでした。それもどうかとは思いますが、廃れてしまうのも又寂しいものです。今年のお盆は軒数が少なくなった分、心込めてお参りした次第でした。
△ 日曜法話会 14日 午後2時から
△ 土曜坐禅会 6日・20日 午前7時~
△ 日曜坐禅会 14日・28日 午前7時~
△ 暁天坐禅会 毎朝5時~6時
△ 写経会 お休み
今 月 の 言葉
庭前に月有って松に影無く
欄外に風無うして竹に聲有り 禅林句集】
楽しまん昨日は過ぎつ明日知れず
今日の一日心静かに 【世語集】