新聞の投書欄に、大坂のあるスーパーでは、特定の女性が担当するレジに長い行列ができるという話が載っていました(六月・朝日新聞)。何でもその女性はどんなにレジが立て込んでいても、お客さんの目を見て笑顔で挨拶してくれるので、忙しそうなお客も、気持ちのよい対応を求めてその店員さんのレジに並ぶのだとか。近頃はセルフレジが増え店員さんと言葉を交わすことも随分減ってきたように思いますが、それに味気なさを感じている人も少なくないのですね。挨拶はもともと禅語で「挨=こころを開く」「拶=近づく」と、自分から心を開いて相手の心に近づくという能動的な姿勢を意味します。この店員さんは日頃からご近所でも気軽に挨拶を交わしていることでしょう。集合住宅に住み始めて半年、「決して怪しいものではありませんよ」と顔が合えば努めて挨拶するようにしていますが、気持ちよく応えてくれる方はまだまだ少ないのが実感です。
△ 日曜法話会 6日 午後2時~
※今月より第一日曜日に変更します
△ 土曜坐禅会 5日・19日 午前7時~
△ 日曜坐禅会 13日・27日 午前7時~
『臨済録』をよむ
△ 暁天坐禅会 毎朝5時~6時
今 月 の 言葉
人生百に満たざるに
常に千載の憂いを懐く 【寒山詩】
当に知るべし苦海を離れて浄土に往生すべきは ただ今生のみに在ることを 【往生要集】