11月の道友会

今朝の折り込みに近々開業する脳神経クリニックの広告が入っていました。曰く「MRIもCTも完備して基幹病院と同等の医療を提供する」とか。やれやれです。コロナ禍で明らかになった日本の医療体制の歪みがここに現れていると思いませ… ▶続きを読む

10月の道友会

コロナ禍の非常事態宣言がようやく解除される見通しです。この間「経済かいのちか」と何回となく聞かされてきましたが、この言い方には経済即ちお金儲けという短絡的な発想を感じてしまいます。「経世済民=世を治め民を救う」のが経済で… ▶続きを読む

9月の道友会

8月15日早朝、長雨の影響で墓地の法面が大きく崩落しました。観音堂や庫裏には被害がありませんでしたが、檀信徒会館である普門精舎に若干の被害がありました。報道されなかったのでご存じない方が多いのですが、何よりも人命に被害の… ▶続きを読む

7月の道友会

 言葉は生き物ですから時代とともに、その使い方や意味合いが変わってきます。近年は特に話し言葉でその傾向が強いように思います。例えば「やばい」。もとは犯罪社会での隠語で警察に捕まりそうで危険というときに用いられました(新明… ▶続きを読む

6月の道友会

境内の木立から「テッペンカケタカ」とホトトギスの鳴き声が聞こえるようになりました。インドから中国南部で越冬して、この時期になるとやってくる夏鳥です。その元気な鳴き声は「特許許可局」とか「本尊掛けたか」とか、聞き手によって… ▶続きを読む

5月の道友会

例えばコンクリートで舗装された道なら雨の日でもぬかるむことなく安心して歩けます。では日本中の道路をすべて舗装することは出来るでしょうか?それは到底不可能です。それよりもどんな道でも安心して歩ける丈夫な靴を履いた方が余程現… ▶続きを読む

4月の道友会

先日、朝日新聞の片隅に小さな「感謝状」が載っていました。早大商学部の厚東偉介先生にゼミ卒業生一同が49年の教授人生を讃えて贈られたものでした。大変厳しい先生だったようで、手抜きをする学生には平気でどん底まで突き落とすけれ… ▶続きを読む

3月の道友会

先日の地震には「これはいよいよ来たか!」と思った方も少なくないと思います。幸い余り大きな被害はなかったようですが、これでも10年前の大地震の余震だと言われ驚きました。地球時間と人間時間との違いを改めて思い知りました。もの… ▶続きを読む

2月の道友会

私はこれまで400人以上の方のお葬式を勤めてきましたが、私より若い方は10数人でそれぞれの方は今でもよく憶えています。一方日本では毎日4〇〇〇人弱の人が全国で亡くなっていますが、その殆どは高齢者であり、コロナ以外で亡くな… ▶続きを読む

1月の道友会

コロナ禍で盛んに「不要不急」ということが言われています。感染を少しでも防ぐために「不要不急」でなければ外出することも、人に会うことも控えろと言うわけです。この「不要不急」は無駄な事はするなと受け止めることも出来ます。例え… ▶続きを読む