7月の道友会

私は常々後輩の和尚たちには「法事などで食事の同席を問われたら、できる限り応じなさい」と言っています。一つには我々も皆さんと同じような悩みや苦しみを抱えているということを知ってもらえること。もう一つは雑談の大切さを知ってほ… ▶続きを読む

6月の道友会

住職は文字通り住むのが仕事ですので、この度の巣ごもりもさほど特別のことではありませんでした。ただ大好きな映画館や劇場に行けなかったことは本当に残念でした。そこでインターネット配信の登場です。レンタルビデオしか知らなかった… ▶続きを読む

5月の道友会

コロナ禍で為政者たちの地金が出てしまったようです。彼らはまず言葉で私たちに訴えてくるのですが、大切なのは何を言うかではなく誰がいうのか、どのように語るのかだと思います。テレビで見たメルケル首相の発言はとても説得力がありま… ▶続きを読む

4月の道友会

オリンピックが世界中を吹き荒れているコロナの暴風に吹き飛ばされて延期になりました。そもそもが「放射線はアンダーコントロール」」だの「最適な季節」などと嘘八百を並び立てて招致した大会です。エンブレムの選考や国立競技場の新設… ▶続きを読む

3月の道友会

一年を通じて同じ時刻に起きているので、季節の移ろいをしっかりと感じています。まだ「エィッ」と気合いを入れないと布団を抜け出られませんが、外が明るむ頃合いが日ごとに早まっていきます。私は「春の足音」が聞こえる今の時季が一番… ▶続きを読む

2月の道友会

芝増上寺の門前の日新窟というお寺に居られるベトナム人尼僧釋心智(ティック・タム・チー)師は、在日ベトナム人仏教信者たちの心のより所になっています。近年増えているのが技能修習生という名目で働きに来ている最中に亡くなったベト… ▶続きを読む

1月の道友会

先日ラジオ深夜便で、宝塚在住の作家、高田郁(かおる)さんのインタビューを偶然耳にし、明け方にもかかわらず思わず聴き入ってしまいました。NHKドラマ『澪つくし料理帖』の原作者です。司法試験を10年間受け続けたものの適わず、… ▶続きを読む

12月の道友会

先日訪れた埼玉の古い火葬場には四番と九番の火葬炉がありませんでした。50年前の静岡日赤病院には四階と九階も無かったと記憶しています。これは四=死、九=苦を連想するから忌み嫌うと言うことなのでしょう。でもそれを言ったら「一… ▶続きを読む

11月の道友会

坐禅というと常人には近寄りがたい厳しい修行と思われがちですが、あの姿勢は身心をもっとも安定させるとして長年培われてきたものです。確かに坐ると言うこと自体が日常生活のなかで既に廃れてしまっているので、慣れるまでは苦しいもの… ▶続きを読む

10月の道友会

お寺は有り難いことに公益法人として事業税も固定資産税も免除されていますが、住職である私は所得税も住民税も、窓口で直接支払っています。その時の腹立たしさと言ったらありませんが、給与から天引きされていると納めている気持ちが薄… ▶続きを読む