昨年還暦を迎え改めてこれまでを振り返ってみると、赤面することばかりでとても自慢できるような人生ではありません。志望校に合格して有頂天になったものの、いざ入学してみたら雰囲気になじめず学校嫌いになってしまったことや、仕事上… ▶続きを読む
「絶対基準」
『題名のない音楽会』で先日まで司会を務めていた指揮者の佐渡裕さんは、小さい頃から音楽に親しみ、やがて指揮者になることを夢見て小澤征爾やバーンスタインなど世界的な指揮者に師事しました。様々なサポートを受けながら各地の楽団を… ▶続きを読む
凡夫の自覚
先日のことです。スーパーのレジで、大きな声をあげている老紳士に遭遇しました。なにやら特価品の値段が訂正されないままレジ打ちされたことに腹を立てている様子でした。このように相手の間違いを見つけると、鬼の首でも取ったかのよう… ▶続きを読む
◎お寺葬を経験してみて Aさん(2013年1月・神奈川)
はじめに・・・父の時 10年前父が他界したときは本人が用意していた互助会(神奈川県下では最大手のひとつ)を利用しました。式場も両親の住まう実家の近くにあり、交通の便も良かったので他の選択肢は考えませんでした。 何しろ初め… ▶続きを読む
「先祖供養」について
釈尊は侍者の阿難尊者から「世尊が亡くなられたら、私たちは葬儀をどのように執り行えばよいのでしょうか?」と尋ねられたとき、「私の葬儀は在家信者が執り行ってくれる。あなた方出家者は葬儀の心配などしないで、修行に励みなさい」と… ▶続きを読む
戒名をめぐって
最近新聞やテレビで戒名のことがしばしば取り上げられます。それは少なからぬ人が「何のための戒名なのか」、「戒名は本当に必要なのか」等といった疑問を抱いているからです。この背景には現代の多様な価値観や社会の急激な変化によって… ▶続きを読む
永訣は日々のなかにある
平成二十三年三月十一日の東日本大震災以降、全国各地で揺れ続ける大地への不安と、目に見えぬ放射能の脅威は、直接被災していない私たちの生き方にも大きな影響を与えました。極限にまで進歩した科学技術の恩恵によって、根拠のない全能… ▶続きを読む
現代に病をどう説くか
現代に病をどう説くか・・・臓器移植の観点から はじめに 現代人は健康という言葉にとても敏感である。様々な健康食品や健康グッズがよく売れ、また健康情報もあふれている。まるで「健康のためなら死んでもいい」と言わんばかりの様相… ▶続きを読む
坐禅と呼吸
ベストセラーとなった『声に出して読みたい日本語』の著者、齋藤孝氏(明治大学教授)は身体論の立場からさまざまな提言を行って注目されておりますが、特に「現代人は全体的に呼吸が浅くてストレスをため込む容量が少ない、だから自分に… ▶続きを読む
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