6月の道友会

先日の東京新聞に若いお母さんからの、「この2月に98歳で亡くなった祖母に、初曾孫となる自分の第一子を会わせることができなかったことを悔やんでも悔やみきれない」という趣旨の投書が載っていました。余命短い高齢者が会いたい人に… ▶続きを読む

5月の道友会

♪夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る・・・♪ 私の生まれ育った古里は静岡の山間の集落で、この時期になると新茶の目に優しい若葉色とむせかえるような匂いに包まれます。殆どの農家が製茶を生業とする村は、この時期に一年分… ▶続きを読む

4月の道友会

私はそれほど桜の花見には関心がありません。もちろん人並みにきれいだなとは思いますが、散った後の大変さを知っているだけにあまり浮かれる気分にはなれないのです。ところが今年は、ふと「あと何回この桜を見ることが出来るだろうか」… ▶続きを読む

3月の道友会

まさかと思っていたロシアによるウクライナへの侵略が始まってしまいました。この侵略に大義はなく、独裁的指導者の征服欲を満たそうとする醜い野望しか感じられません。恐怖に泣き叫ぶ幼い子供を見て心が痛まないのでしょうか。人類の歴… ▶続きを読む

2月の道友会

立春という言葉とは裏腹に一年で最も寒さ厳しい頃ですが、私は最も好きな時節です。まず立春という響きにはなんとなくワクワクするし、気持ちの切り替えを後押ししてくれるように思います。外の凜とした冷たい空気のなかに明るい時間が日… ▶続きを読む

1月の道友会

昨年中に絶対成し遂げようとしていたことに、献血100回があります。残念ながら諸般の事情によって96回で終わってしまいました。積極的に献血を行うようになったのは50歳過ぎてから。献血すると20項目ほど血液検査の結果が送られ… ▶続きを読む

12月の道友会

 この頃あまり見かけなくなったもののひとつに、「日めくり暦」があります。年の初めには分厚かったこの暦も、年の瀬にはすっかり薄くなってしまい、子供心に一年の終わりを実感したものでした。かつての我が家では毎朝、柱時計のネジを… ▶続きを読む

11月の道友会

今朝の折り込みに近々開業する脳神経クリニックの広告が入っていました。曰く「MRIもCTも完備して基幹病院と同等の医療を提供する」とか。やれやれです。コロナ禍で明らかになった日本の医療体制の歪みがここに現れていると思いませ… ▶続きを読む

10月の道友会

コロナ禍の非常事態宣言がようやく解除される見通しです。この間「経済かいのちか」と何回となく聞かされてきましたが、この言い方には経済即ちお金儲けという短絡的な発想を感じてしまいます。「経世済民=世を治め民を救う」のが経済で… ▶続きを読む

9月の道友会

8月15日早朝、長雨の影響で墓地の法面が大きく崩落しました。観音堂や庫裏には被害がありませんでしたが、檀信徒会館である普門精舎に若干の被害がありました。報道されなかったのでご存じない方が多いのですが、何よりも人命に被害の… ▶続きを読む