オリンピックが世界中を吹き荒れているコロナの暴風に吹き飛ばされて延期になりました。そもそもが「放射線はアンダーコントロール」」だの「最適な季節」などと嘘八百を並び立てて招致した大会です。エンブレムの選考や国立競技場の新設… ▶続きを読む
3月の道友会
一年を通じて同じ時刻に起きているので、季節の移ろいをしっかりと感じています。まだ「エィッ」と気合いを入れないと布団を抜け出られませんが、外が明るむ頃合いが日ごとに早まっていきます。私は「春の足音」が聞こえる今の時季が一番… ▶続きを読む
2月の道友会
芝増上寺の門前の日新窟というお寺に居られるベトナム人尼僧釋心智(ティック・タム・チー)師は、在日ベトナム人仏教信者たちの心のより所になっています。近年増えているのが技能修習生という名目で働きに来ている最中に亡くなったベト… ▶続きを読む
1月の道友会
先日ラジオ深夜便で、宝塚在住の作家、高田郁(かおる)さんのインタビューを偶然耳にし、明け方にもかかわらず思わず聴き入ってしまいました。NHKドラマ『澪つくし料理帖』の原作者です。司法試験を10年間受け続けたものの適わず、… ▶続きを読む
12月の道友会
先日訪れた埼玉の古い火葬場には四番と九番の火葬炉がありませんでした。50年前の静岡日赤病院には四階と九階も無かったと記憶しています。これは四=死、九=苦を連想するから忌み嫌うと言うことなのでしょう。でもそれを言ったら「一… ▶続きを読む
11月の道友会
坐禅というと常人には近寄りがたい厳しい修行と思われがちですが、あの姿勢は身心をもっとも安定させるとして長年培われてきたものです。確かに坐ると言うこと自体が日常生活のなかで既に廃れてしまっているので、慣れるまでは苦しいもの… ▶続きを読む
10月の道友会
お寺は有り難いことに公益法人として事業税も固定資産税も免除されていますが、住職である私は所得税も住民税も、窓口で直接支払っています。その時の腹立たしさと言ったらありませんが、給与から天引きされていると納めている気持ちが薄… ▶続きを読む
9月の道友会
晩夏の一日、岩波ホールに出掛けたついでに、何年ぶりかで神田の本屋街を歩いてきました。古本屋のかび臭い匂いや「どれでも100円」の店先のワゴンに絶版本を見つけて小躍りした学生時代を思い出しました。また新刊本書店もレイアウト… ▶続きを読む
8月の道友会
夏と言えば甲子園の高校野球でしょう。今年は私の母校が4年ぶりに出場することになり、早速寄付のお願いが校友会から送られてきました。母校は県立高校ながら出場回数も多く、私の在学中は準優勝までしました。あの時は9回の裏にスクイ… ▶続きを読む
7月の道友会
大阪商業大学の日本版総合的社会調査研究センターが定期的に続けている全国調査では、52%以上が国会議員を信頼していないと答えています(信頼度が高いのは病院や学校)。地方議員もまた然り。明らかに自分たちが選んだ人を信頼してい… ▶続きを読む