先日78歳でご逝去された、画家で詩人の星野富弘さんは、中学校の教員になったばかりの時、不慮の事故で首から下が全く動かなくなってしまいました。絶望の底から口に筆をくわえて花を描くという活動におのれが人生の進むべき道を見いだ… ▶続きを読む
5月の道友会
《5月の道友会》私の生家は静岡の山間部にあり、安倍川からの霧と寒暖差が大きいことから高級茶である本山茶の栽培を生業としていました。丁度今頃は新茶の爽やかな緑色と製茶工場からの香ばしい匂いと活気が村中に溢れていたもの… ▶続きを読む
4月の道友会
寒の戻りのためか、今年の入学式は本当に久しぶりに満開の桜の下でのお祝いとなりそうです。ひと頃は欧米に併せて秋に入学を移すなどと議論されましたが、いつの間にか立ち消えになってしまったのも、日本人には新しい門出には満開の桜と… ▶続きを読む
3月の道友会
株価が史上最高の高値を付けたとか。直接株ひとつ持っていない身にはさっぱり実感がありません。それよりものの値段がジワジワ上がって来ている方が切実です。国は新NISAとかいって貯蓄より投資をと国民を煽っていますが、2020年… ▶続きを読む
2月の道友会
新年早々の能登地震や羽田の事故はこれから先の多難を予感させるようで、いささか気の重い年始めとなりました。雪の降る寒空の下で不自由な避難生活を送っている避難者の方々に改めてお見舞い申しあげると同時に、心から感謝したいことが… ▶続きを読む
一月の道友会
謹賀新年 旧年中は道友会のそれぞれの催しに御参加下さいまして誠にありがとうございました。雑多な情報の渦に翻弄されないためにも、本当に学ぶべき事とそうでないことをしっかりと見定めることが大切です。仏道を学ぶとは自己を学ぶこ… ▶続きを読む
12月の道友会
年の瀬を迎えると喪中葉書が毎日のように届きます。以前にもここに書きましたが、私はこの葉書にはあまり感心しません。先ず亡くなった時点で誰にも知らせないのに、今更知らされてもなぁと言う思いになります。また「本年一月に父が亡く… ▶続きを読む
11月の道友会
唯一絶対の創造神を崇める一神教ではユダヤ教が長男、キリスト教が次男、イスラム教が三男と、互いに兄弟とされています。イスラムとは「服従」を意味し、全身全霊でアッラーに服従することに徹し、日々五回行われる聖地に向かっての平伏… ▶続きを読む
10月の道友会
稲城に住み始めてから当地が梨の名産地である事を初めて知りました。それまで梨と言えば秋の「長十郎」と思っていた(私はすっぱいものが好きなので、芯まで食べ尽くしていました)のが、8月の盆明け頃から収穫できる「稲城」という、当… ▶続きを読む
9月の道友会
猛暑日も異常気象も、もう聞き飽きてしまった感がありますが、相変わらず暑い日が続いています。その最中、恒例の高校野球が甲子園で連日開催され、慶応高校の107年ぶりの優勝に盛り上がっています。この慶応高校は神奈川県で最も難易… ▶続きを読む